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顔の脂肪注入メニューFacial fat injections

リード文入る

手の甲back of hand

手の甲が加齢でハリがなくなる原因

加齢に伴い、体のいろいろなところで老化現象が現れます。よく目立つものとして顔のシワが挙げられますが、手の甲や指のシワやハリのなさも意外と目立ちます。

老化現象には、ハリがなくなり、やせ細るとシワが現れ、血管や腱が見えやすくなります。この加齢で手の甲のハリがなくなる原因を下記で紹介します。

脂肪の減少

加齢に伴い、手の甲のハリがなくなる原因として、脂肪の減少が挙げられます。表皮と静脈の間は皮下脂肪で満たされています。通常であれば、静脈は目立ちにくいです。しかし、加齢に伴う体重の減少や女性ホルモンの低下により、皮下脂肪が減少していきます。皮下脂肪が減少すると、ボリュームが失われ、シワや血管が目立つようになります。痩せ型や女性ホルモンが低下する40代以降の女性に多い原因です。

皮膚の老化

加齢に伴い、手の甲のハリがなくなる原因として、皮膚の老化が挙げられます。肌のハリを保つのに必要なコラーゲンやエラスチンの量は、年齢を重ねるたびに減少します。すると、皮膚の細胞の再生力が弱まり、表皮が薄くなります。これがシワやたるみなどの老化現象を引き起こす原因です。

特に、女性の場合、40代を超えると、コラーゲン生成を促す女性ホルモンの分泌が急激に減り、肌がたるみやすくなります。そして、新陳代謝の低下による肌の老化も進みやすいです。そのため、女性は40代を超えると、手の甲に老化を感じやすくなります。

血管の拡張

加齢に伴い、手の甲のハリがなくなる原因として、血管の老化による拡張も考えられます。血管の周囲にある「血管壁」は、加齢とともに弾力性が低下し、拡張しやすくなります。動脈も静脈も拡張しますが、静脈は血管壁が薄いため拡張しやすいです。この拡張した静脈が太くなり、浮き出ると血管や筋が目立つようになります。

血管の老化は生活習慣によって加速されやすいです。

  • 運動不足
  • 喫煙
  • 飲酒の習慣
  • コレステロール値や糖分の高い食事

コンデンスリッチファットによる脂肪注入

当院では、手の甲の脂肪注入にコンデンスリッチファットを採用しています。この方法を用いると、ボリュームを補う効果が得られます。コンデンスリッチファットとは、太ももや二の腕、腹部など、自身の体から採取した脂肪を遠心分離機で精製・濃縮したものを注入する施術です。定着率が高く、石灰化や脂肪壊死のリスクが低いです。

ダウンタイムは軽く、内出血や腫れはほとんどありません。むくみを数日感じることもありますが、徐々に落ち着きます。注入した脂肪の定着率は個人差がありますが、約50~70%です。脂肪は半永久的に定着するため、一度施術を受けると効果が持続します。

痛み

施術の痛みはほとんどありません。施術後は数日から1週間程度、筋肉痛のような痛みを感じる場合がありますが、内服薬で痛みをコントロールできます。

効果の持続性

コンデンスリッチファットは、自分の脂肪を濃縮して注入するため、定着率が高いです。そのため、半永久的な効果が期待できます。個人差はありますが、注入した脂肪の定着率は約50〜70%です。

ダウンタイム

施術は、先端が細く、丸みを帯びた注射針を使うため、組織を傷つけずに、脂肪を注入できます。そのため、内出血や腫れなどのダウンタイムはほとんどありません。手がむくんでいる感覚が数日続く程度です。

脂肪を採取した部位は、重い筋肉痛が1週間ほど続きます。痛み止めの内服薬でコントロールできるのでご安心ください。内出血や腫れなどは2週間程度で落ち着いていきます。

手の甲の脂肪注入とその他の施術の違い

手の甲のハリを取り戻す治療法として、手の甲のボリュームをアップする方法と血管にアプローチする方法があります。この2つの方法について、違いやメリット、デメリットを下記の表にまとめました。

アプローチ箇所 手の甲のボリュームをアップ 血管に直接アプローチ
施術名 脂肪注入 ヒアルロン酸注入 血管内レーザー 体外式レーザー 硬化剤注入療法
施術内容 自身の体から脂肪を採取し、遠心分離機で精製・濃縮したものを注入 皮下にヒアルロン酸を注入する 細い針を刺し、内側から特殊なレーザーをあて、血管を収縮させる 皮膚の上からレーザーをあて、手の血管を収縮させる 手の血管に硬化剤を注入し、血管を塞ぐ
メリット ・仕上がりが自然
・半永久的な効果
・シミやくすみにも有効
・手軽に受けられる
・即効性がある
直線的な血管に有効 体への負担が低い 太い血管にも有効
デメリット 体の脂肪を採取しなければいけない ・持続期間が短い
・凹凸になる恐れがある
・青白く透ける
・術後、腫れや内出血を伴う
・神経障害が残る恐れがある
・太い血管は適応外
・効果が薄い
・一時的にしこりができる恐れがある
・他の血管が目立つようになる
・術後に包帯で手を圧迫しなければいけない

手の甲の脂肪注入がおすすめの方

手の甲の脂肪注入がおすすめなのは、以下の条件に当てはまる方です。

  • 余分な脂肪を取り除きたい
  • 人工的な注入剤に抵抗がある
  • 定着率の良い施術が良い
  • 手の甲の皮膚の小じわが気になる
  • 手の甲の血管が気になる
  • 手の甲のゴツゴツ感をなくしたい
  • 若々しい手元にしたい

手の甲の脂肪注入のメリット・効果

手の甲の脂肪注入のメリット・効果は以下の4つ挙げられます。

  • 半永久的な効果
  • 取り除きたい箇所の脂肪を活用できる
  • 安全性が高い
  • ダウンタイムが少ない

半永久的な効果

コンデンスリッチファットは、体から採取した脂肪を遠心分離機で不純物を取り除いた脂肪を使用します。その中でも小さな脂肪と脂肪肝細胞のみを抽出しているため、幹細胞を豊富に含んでいるのが特徴です。そのため、脂肪の定着率が50~70%と高く、半永久的な効果が見込めます。

従来の脂肪注入の定着率は40%程ですが、コンデンスリッチファットは従来の脂肪注入を大きく上回る定着率を実現しています。定着率は50〜70%以上とかなり定着率が高いです。定着率が半分以下である従来の脂肪注入と比べて、半永久的な効果が期待できます。


取り除きたい箇所の脂肪を活用できる

コンデンスリッチファットは、自分の体が採取した脂肪を活用できます。お腹やお尻、太ももの脂肪が気になるという方は、この部位の脂肪を手の甲に注入できるというメリットがあります。

自分の脂肪を活用するため、アレルギーリスクが少ないのも特徴です。人工的な脂肪ではなく、自己組織を使用するため、移植された脂肪が自然に定着し、安定した効果が期待できます。


安全性が高い

体から採取した脂肪を遠心分離機で精製・濃縮したものを注入できるため、しこりや脂肪壊死が起こりにくいです。そして、人工物のように拒否反応の心配もありません。従来の脂肪注入で危惧されてきたリスクを回避できるため、安全性が高いです。ジェルのように滑らかで、自然で美しく仕上がります。


ダウンタイムが少ない

当院では施術の際、極細かつ先端にマルビを帯びた針を使用しています。先のとがった鋭利なものだと、注入時に毛細血管などを傷つけ内出血を起こしてしまいます。先端に丸みがあると、組織を傷つけず脂肪を注入できるため、ダウンタイムがほとんどないのが特徴です。

手の甲の脂肪注入のリスク・副作用

赤み、腫れ

術後、赤みや腫れが生じる恐れがあります。肌の状態や個人差によって、施術中や直後に現れる場合もあれば、翌日以降に現れることもあります。症状が現れるかどうか、予測するのは難しいです。しかし、この症状は一時的なもので、数日から2週間ほどで徐々に治癒していきます。メイクやマスクでカバーできる程度なので、日常生活に大きな影響もありません。

凹凸

脂肪注入後、凹凸感が生じる恐れがあります。脂肪の定着率は個人差があるため、手の甲のボリュームをアップさせるために、脂肪注入する際は定着しない量を見越して少し多く注入するのが一般的です。しかし、適切な深さや量を守らないと、皮膚の表面に凹凸ができてしまいます。この状態を避けるには、皮膚の状態を確認し、適切な負荷さと量で注入しることが重要です。

痛み

術後、脂肪を採取した箇所に筋肉痛や打撲のような痛みが生じる恐れがあります。痛みは術後1~2週間ほど続くのが通常です。これ以上痛みが続く場合は、医師の指示に従い、圧迫固定する必要があります。

その他
  • 脂肪壊死や石灰化、しこりなど
  • 複数回の脂肪注入が必要になる恐れがある
  • 血管の閉塞

定着しなかった脂肪細胞は、吸収される場合がほとんどですが、稀にしこりとして残ってしまうケースがあります。1箇所に多く注入してしまうと、このリスクが高くなります。

また、脂肪注入すると手元にハリが出ますが、1度では満足できない方もいます。そのため、2回、3回と複数回脂肪注入を受けるケースもあります。

そして、極稀にですが、血管に注入した脂肪が迷入してしまう場合もあります。

当院の手の甲の脂肪注入の流れ

STEP1カウンセリング

脂肪注入施術の経験が豊富な医師がカウンセリングを行います。手の状態を診断し、改善したい内容や脂肪を採取したい場所、術後のイメージなど希望を丁寧に伺います。

その後、担当医師による手術方法や副作用、術後の経過について詳しく説明を受け、理解・納得いただけましたら、契約に進み、施術日を決めていきます。不明な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。

STEP2施術前の準備

手術担当医師がカウンセリングで伺った内容に基づき、デザインしていきます。一緒に確認し、納得できましたら、手術準備を始めます。

手術前に局所麻酔を行い、希望に応じて笑気麻酔を行います。笑気麻酔とは注射ではなく、吸入での麻酔です。意識がなくなることはなく、少し酔った感覚になります。鎮静・鎮痛効果を高め、局所麻酔の痛みや術中の不安を軽減します。

局所麻酔は注射で行いますが、極細針を使用しておりますので、痛みはほとんどありません。希望される方には静脈麻酔も対応しております。

STEP3施術

局所麻酔が効き、痛みがなくなったら手術を始めます。手術時間は約1時間程度です。脂肪を採取し、精製・濃縮し、注入して完了です。手術中は目を閉じて、リラックスしながら受けていただけます。局所麻酔が効いているため、手術中の痛みはありません。

STEP4術後チェック

術後、担当医師によるチェックを行い、問題がなければ帰宅していただきます。施術当日は、激しい運動や入浴などの体を温める行為は腫れを強めてしまうため、控えてください。

STEP5アフターケア

施術後、通院する必要はありませんが、術後に腫れや傷みが気になる場合など、不安や気になることがあれば、気軽にご相談ください。電話やメールでも対応可能です。

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