麻酔へのこだわり — 安全で快適な脂肪吸引のために2025.10.14
脂肪吸引を受ける際、多くの方が不安に感じるのが「麻酔」です。
痛みや怖さを和らげながらも、安全性を最優先にすることが、手術を成功に導く第一歩です。
AVAN TOKYOでは、開業以来すべての手術において**「安全・快適・個別最適化」**をテーマに麻酔管理を行っています。
当院で行っている3つの麻酔方法
① 静脈麻酔(プロポフォール+吸入麻酔)
多くの脂肪吸引手術で採用している方法です。
開業当初はプロポフォールのみで40ml/hなどで管理していた時期もありましたが、
現在は プロポフォールを10ml/hと少量に抑え、麻酔器からの吸入麻酔薬を併用 しています。
これにより、
- 呼吸や循環への負担を軽減
- 覚醒後の倦怠感や吐き気を最小限に
- より安定した深度の麻酔管理
を実現しています。
② 局所麻酔+鎮痛薬
小範囲(例:二の腕だけ、顎下だけ)の脂肪吸引では、
局所麻酔と静脈鎮痛薬の組み合わせで十分対応可能です。
痛みをしっかり抑えながら、体への負担を最小限に抑えます。
③ 全身麻酔(提携麻酔科医による管理)
広範囲の脂肪吸引や複数部位を同時に行う場合は、
当院が提携する麻酔科専門医の立ち会いのもと、安全に全身麻酔を行います。
緊急時にも迅速に対応できるよう、挿管は院長自らが実施し、
即座に気道確保ができる体制を整えています。
安全のための取り組み
- 麻酔前には、全身状態の確認・血液検査(肝腎機能・凝固能など)を必ず実施
- 麻酔薬の投与量は、体重・脂肪量・手術範囲に合わせて個別設定
- 酸素飽和度・血圧・心拍数をモニタリングしながらリアルタイムで管理
- 緊急時にはすぐに対応できる救急薬品・酸素・吸引装置を常備
麻酔に対する姿勢
開業してから、私は改めて「手術を受けてくださる一人一人の人生に責任を持つ」ということを強く意識するようになりました。
批判や意見も真摯に受け止め、日々改善を重ねながら、
どんな方にも「ここで手術を受けて良かった」と感じてもらえるクリニックを目指しています。
星の数ほどある美容クリニックの中で、
当院を選んでくださる方々の信頼に応えるために——
これからも全ての手技と知識を日々アップデートしていきます。