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Columnコラム

【振袖部分に徹底的にこだわる ― 二の腕脂肪吸引で最も差が出る部位とは】2025.11.19

二の腕脂肪吸引において、実は「一番簡単そうで、最も綺麗なラインを作るのが難しい」のが “振袖(ふりそで)部分” です。

多くの人が、「カリカリにしたい」「とにかく細くしたい」と希望されますが、

実は 振袖は単純に脂肪を取り切れば良い部位ではありません。

理由はシンプルで、この部分は

✔ 取りすぎると皮膚の弛みが目立つ

✔ 年齢や皮膚質によって仕上がりに差が出る

✔ “直線ライン”をつくるには高度な調整が必要

という特徴があるからです。

【よくある「カリカリ脂肪吸引」の落とし穴】

SNSやクリニック症例では、“カリカリ”に見せるために

振袖部分だけ徹底的に脂肪を削ぎ落とした症例がよく見られます。

しかし実際にはこれはリスクが高く、

・皮膚の萎み

・波打ちや凹凸

・年齢とともに下垂してさらに悪化

といった結果につながることがあります。

当院ではあえて「一層残す」技術を採用

AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニックでは、

たとえ“カリカリ希望”であっても

振袖はあえて浅めの一層を残す

=安全性と美しい直線ラインの両立を行います。

これは、

✔ 長期的に見たラインの安定

✔ 皮膚の弛み予防

✔ 若々しい質感の維持

を目的とした医学的に合理的なアプローチです。

【振袖のたるみは「脂肪」よりも“皮膚”の問題】

振袖部分が下に垂れて見える原因は、

「脂肪が多いから」ではなく

皮膚の弛みが強く影響しているケースが多いです。

そのため、次の条件に当てはまらない場合は、

脂肪吸引のみでは理想のラインが出ないこともあります。

【振袖だけで綺麗に仕上がる条件】

✔ 年齢:20代前半

✔ 純脂肪量:500cc以下

✔ 皮膚のハリ・ツヤが良好

この条件を外れる場合は、

糸リフト・高周波RF(FORMS/Morpheus8)・切開リフト

などの併用を提案することがあります。

【実例:30歳女性/純脂肪1050ccの方のケース】

・二の腕全周脂肪吸引

・二の腕糸リフト併用

・ダウンタイム3ヶ月

純脂肪1050ccと大量に吸引できた症例です。

振袖部分は「拘縮期の癒着」を利用し、

糸リフトで確実に引き上げることで、溶けた後も効果が持続しています。

✔ 直線的でシャープなアームライン

✔ たるみなし

✔ 二の腕上部とのメリハリも改善

と、非常に理想的な変化が得られています。

【まとめ:振袖部分の仕上がりが“二の腕の全て”を決める】

二の腕脂肪吸引は、

「どれだけ細くするか」よりも

“どの層を残し、どの層を取るか”

という戦略が仕上がりを左右します。

振袖はその中でも最も繊細で、

経験値・解剖学の理解・仕上がりの予測精度が必要な部位。

AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニックでは、

安全性と美しさを両立するため、

振袖部分に徹底的にこだわった施術を提供しています。

二の腕の仕上がりにこだわりたい方は、ぜひご相談ください。