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Columnコラム

リスクは減らせる。ハイブリッド豊胸のロジック2026.02.12

リスクとどう向き合うか。ハイブリッド豊胸という選択

「ハイブリッド豊胸はリスクが高いですか?」

外来でよくいただく質問です。
確かに、脂肪豊胸+シリコンバッグ豊胸を組み合わせる術式であり、侵襲性の高いオペであることは事実です。

ですが、ここで大切なのは「リスクがゼロかどうか」ではなく、
どうコントロールし、どう分散できるかという視点です。

ハイブリッド豊胸は、単純に“足し算”ではありません。
それぞれの弱点を補い合うことで、相乗効果によるリスク分散が可能になります。


✔︎ 感染リスク

脂肪豊胸単独の場合、大量に多層注入すると感染リスクが上がります。
ハイブリッドではバッグで土台を作るため、脂肪の大量注入が不要。

→ 脂肪は“必要な層に適量”のみ。
そのため感染リスクは下がり、万一起こった場合も軽度で済むことが多いのが特徴です。


✔︎ 皮膜拘縮・リップリング(皮膚のひきつれ)

バッグ豊胸のデメリットとして挙げられるのが皮膜拘縮やリップリング。
ここに脂肪を皮下へコーティングすることで、

・バッグの輪郭を自然にぼかす
・皮膚の厚みを確保する
・触感を柔らかくする

結果として、拘縮やひきつれの頻度を下げることができます。


✔︎ しこり

脂肪豊胸で問題になるのは「一度に大量注入すること」。
ハイブリッドではバッグがボリュームを担うため、脂肪量は最小限。

→ そのため脂肪壊死によるしこりはほぼ起こりません。


リスクは“ゼロ”にするものではなく、“設計するもの”

ハイブリッド豊胸は確かに侵襲性が高く、簡単な手術ではありません。
しかし、

この役割分担により、互いのリスクを補正し合うことができます。

つまり、
リスクを抱える術式ではなく、リスクを設計する術式。

それがハイブリッド豊胸です。


21歳モニター様/術後6ヶ月

今回の症例は21歳の方。
ダウンタイム6ヶ月でここまで馴染みました。

より“映える”ボディラインを作るため、来月は二の腕脂肪吸引を予定しています。
バストだけでなく、全体のバランスまで整えていくことが重要です。


もし僕が受けるなら

僕自身がもし豊胸を受けるなら、選択肢は二つ。

・ハイブリッド豊胸
・脂肪豊胸を少量ずつ複数回に分けて行う方法

どちらも「安全性と自然さ」を優先した選択です。

大きくすることがゴールではなく、
長く美しく保てることがゴール。

その視点で、術式を選んでいただければと思います。