世界基準の“ボディ形成の最前線”と、AVAN TOKYO に還元する最新知見2026.02.08
今年最後に参加したアメリカ・マイアミの美容外科学会では、
ボディ形成(Body Contouring)分野の世界的アップデートを集中的に学ぶことができました。
欧米のトレンドは日本より2–3年先を行きます。
その知見を確実に自院の施術へ反映し、国内トップレベルの結果を提供するための学びをまとめました。

1. GLP-1製剤(オゼンピック、マンジャロ)と“オゼンピックフェイス”
急速な体重減少により
- 皮膚の弛み
- 顔のボリュームロス
が一気に進む症例が増加。
脂肪吸引後も「急激すぎる変化」は同様の現象を起こし得るため、ダウンタイムと生活指導が極めて重要。
2. お腹脂肪吸引は“+脇下・胸下吸引”が世界基準
日本ではまだ「お腹単独」が多い一方、
マイアミでは
腹部+脇下・胸下まで含めて一体でデザインすることが標準。
これにより
- デコルテがスッキリ見える
- バスト下の影が綺麗に出る
- くびれの完成度が上がる
などのメリットが大きい。
3. 骨盤への脂肪注入で“ビキニライン強調”
腸骨陵(Hip Bone)の骨膜下へ脂肪注入することで、
くびれとヒップラインの落差が強調され、立体感が増す。
今後日本でも必ず人気が出る領域。
4. シリコンバッグ豊胸:皮膜拘縮対策が最重要
学会全体で繰り返しテーマに挙がったのは
「皮膜拘縮を起こさせない」ことが最重要という点。
- メッシュ補強材(テクスチャードメッシュ)が再評価
- 表面がザラつくタイプのバッグの方が拘縮リスクが低い
- 剥離層の選択とバッグサイズの最適化が鍵
そして結論はやはり同じ。
→ モディバ(Motiva)が世界的にも最も安定している
5. 軽度の下垂は“切らずに”豊胸だけで上に上げられる
アメリカでは重度の方は mastopexy(吊り上げ)が一般的だが、
軽度下垂ならシリコンバッグ豊胸だけで位置補正が可能。
乳頭・乳輪の位置も含めた**黄金比(三角比)**を目指す考え方が主流。
6. 脂肪豊胸は欧米では“単独では推奨されにくい”
理由はただ一つ。
変化量が1.5カップ程度に限られやすいから
「確実に大きくしたい」欧米文化では
脂肪単独よりシリコンバッグ豊胸が圧倒的に人気。
ただし日本では
- 自然な質感
- バレにくさ
を求める方が多いため、
脂肪豊胸も適応次第で非常に有効。
7. BBL(お尻脂肪注入)と安全性:エコーはマスト
欧米ではバスト以上にBBLが主流。
脂肪塞栓のリスクを減らすため、
“エコーガイド下での注入”が必須の流れ
これはAVAN TOKYO でも今後積極的に取り入れる方針。
8. 浅層脂肪注入は移動リスクがある
浅い層へ入れすぎると、体表内で移動することがある。
ヒアルロン酸と同じ現象で、注入層の見極めが極めて重要。
**9. “肋骨を制する者が、くびれを制する”
肋骨リモデリング術が欧米で急速に普及**
お腹周りの美しさは、脂肪だけでなく
肋骨の角度そのもので決まる。
前側肋骨の突出を改善するテクニックも議論されており、
来週から学ぶコロンビアでの研修もこの領域がメイン。
10. 解剖学・エコー・安全対策が“世界基準”
- 気胸
- 血胸
- 感染
- 出血
など起こり得る合併症への“即応プロトコル”の準備が強調されていた。
ボディ手術ではエコー評価がとにかく必須というのが共通認識。
11. 女性も“腹筋ラインを浮き立たせる”時代へ
アブエッチング(腹筋の溝を強調)
エレクタースパイン周囲の脂肪注入
など、男女問わず“アスレチックライン”の需要が急増。
12. 3要素を組み合わせるのが世界のトレンド
**①腹部・腰の脂肪吸引
②お尻の脂肪注入
③肋骨リモデリング術**
この3つの組み合わせが
現代最強のウエスト形成術と評価されていた。
**【総括】
今、欧米で最も注目されているのは
“シリコンバッグ豊胸 × 肋骨リモデリング術”**
そして日本では数年遅れで確実に流行する領域。
AVAN TOKYO ではすでに導入済みであり、
世界基準の施術を常にアップデートし続けています。
来週はコロンビアで“前側肋骨リモデリング術”を本格的に習得してきます。
引き続き、
世界レベルの技術 × 安全性 × 解剖学的知見
を徹底し、皆様に還元していきます。