太もも脂肪吸引で2000cc以上取れる人・取れない人2025.10.21
― 骨格・筋肉・脂肪の「バランス」を見極める ―
太もも脂肪吸引は、ボディライン全体を変えるうえで最も人気の高い施術のひとつです。
しかし、単純に「たくさん取れば細くなる」というわけではありません。
特に2000cc以上の脂肪を吸引できる方とそうでない方には、明確な体質・骨格の違いがあります。

■ 骨格ウェーブ体型と吸引量の関係
骨格ウェーブタイプ(下半身に脂肪がつきやすいタイプ)の方は、
外ももの張り出しが強く、内ももの隙間が狭い傾向があります。
このようなタイプの方は脂肪層が厚く、皮膚の伸縮性も高いため、
2000cc近い吸引でも滑らかなラインを保てることが多いです。
一方、骨格ストレートやナチュラルタイプの方は、
筋肉のボリュームが大きく、脂肪層が薄いケースが多いため、
無理に脂肪を取りすぎると筋肉の凹凸が浮き出てしまうリスクが高まります。
■ 脂肪吸引で起こりうるリスク
太もも脂肪吸引では、以下のような点に注意が必要です。
- 取りすぎによる凹凸や皮膚のたるみ
- 色素沈着や拘縮の長期化
- バランスを欠いた脚ライン
美しく仕上げるためには、
“どこをどれくらい残すか”という判断が非常に重要になります。
単に「脂肪を減らす手術」ではなく、造形をデザインする手術であるという意識が欠かせません。
■ 理想的な太もも脂肪吸引とは
理想の太ももは、細さよりも「バランス」。
外ももの張り出しを抑えつつ、内ももに自然な隙間を作ることで、
脚全体が長く美しく見えます。
AVAN TOKYOでは、
- 解剖学的に安全な吸引ルートの設計
- ベイザーを使用した層ごとの精密吸引
- 皮膚の張りを維持するための吸引深度コントロール
 を徹底しています。
■ 経験を重ねても、常に「難しい」と感じる理由
脂肪吸引は、執刀経験を積めば簡単になる手術ではありません。
同じ吸引量でも、体質・骨格・皮膚の弾力によって結果は大きく異なります。
「全ての方に100点満点の結果を出すことは難しい」――
それが、脂肪吸引の奥深さでもあり、私たちが日々研鑽を続ける理由です。
患者様一人ひとりの体型と理想に合わせて、
安全性と美しさを両立したボディデザインを追求していきます。
