脂肪豊胸における注入層の選択と重要性2025.09.02
脂肪豊胸は、単に脂肪を入れるだけの施術ではありません。理想的な仕上がりを得るためには、目的に応じて注入する層を明確に決めることが非常に重要です。
【皮下】
- 主な目的は形を整えることであり、大量のボリュームアップには不向きです。
- 肋骨の削げ感や谷間の離れ感の改善、乳房下縁(バージスライン)の形成に有効。
- ハイブリッド豊胸では自然な質感を目指すために、皮下への注入を積極的に活用します。
- 定着率は30〜40%と低めで、しこりができると触れやすい点は注意が必要です。
【乳腺下】
- 最も前方への張りを出しやすく、丸みのある美しいバストラインを作れる層。
- しっかりバストアップしたい場合には、この層に多めに注入します。
- ただし大量注入ではしこりのリスクが高まります。
【大胸筋内】
- 血流が豊富なため、定着率は約50%と最も高い層。
- 乳腺下とのバランスを1:1で注入することで、形とボリュームが安定しやすくなります。
- しこりができても表面から触れることはほとんどありません。
【大胸筋下】
- 定着率はあまり良くなく、必ずしも必要な層ではありません。
- ただし、皮下に谷間を作るよう注入すると乳頭位置が外側にずれるため、バストや乳頭を正中へ寄せる目的で外側の大胸筋下へ補助的に注入する場合があります。
まとめ:自分の理想を伝えることが大切
脂肪豊胸は「どの層に」「どれくらい注入するか」で仕上がりが大きく変わります。
患者様ご自身の理想のバストイメージをしっかりと主治医に伝え、その上で注入層の配分を決めていくことが最も重要です。
AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニックのこだわり
当院では、脂肪吸引から脂肪注入までを一貫して精密に行い、**「自然さ」と「定着率」**を両立させた脂肪豊胸を提供しています。
- 解剖学に基づいたマーキングと層の選択
- しこりや左右差を最小限に抑える注入技術
- ハイブリッド豊胸による安全性と安定性の向上
単なるバストアップではなく、患者様一人ひとりの体型やご希望に合わせた、こだわりのデザイン豊胸を行っています。

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