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Columnコラム

脂肪吸引で「ウォニョン体型」を目指すために知っておくべきこと2025.10.16

最近、二の腕・太ももの脂肪吸引カウンセリングで「IVEのウォニョンちゃんのようなボディラインにしたい」というご希望をいただくことが非常に多いです。

しかし、結論から言うと 脂肪吸引だけでウォニョンさんのような腕や脚をそのまま再現するのは不可能 です。

その理由と、近づくために大切なポイントを詳しく説明します。

🔹脂肪吸引では変えられない部分もある

脂肪吸引で取れるのは「皮下脂肪」のみ。

一方で、ボディラインを構成する要素には以下のように 脂肪以外の因子 も大きく関わります。

① BMI・筋肉内脂肪

BMIが19以上の方では、筋肉内にも脂肪が入り込んでおり(霜降り肉のような状態)、

皮下脂肪を取り切っても、筋肉内脂肪のせいで脚や腕が太く見えることがあります。

② 皮膚の弛み

振袖部分の前側や太もも内側は、皮膚の弛みが出やすい部位。

脂肪を取りすぎると皮膚が余り、かえってシワっぽく見えてしまうリスクもあります。

③ 骨格

肋骨・膝・上腕骨など、骨格そのものの形状は手術で変えることはできません。

(膝を内側に寄せるような“まっすぐな脚”の写真は、加工である可能性が高いです。)

④ 筋肉量

筋肉の張りが強い方は、脂肪吸引後もボリュームが残ります。

その場合、腕・太ももボトックスを併用して筋肉の盛り上がりを抑えるのが有効です。

🔹理想的な吸引量とデザイン

「カリカリまで脂肪を取る」といっても限界があります。

脂肪量が多ければ良いというわけではなく、以下のように部位別に“理想吸引量”があります。

これを超えると、皮膚の凹凸・弛み・色素沈着などのリスクが増加します。

細くするだけでなく、「美しく見せるデザイン」 を優先することが大切です。

🔹術後管理もウォニョンラインに必須

脂肪吸引で理想に近づけたとしても、術後の努力次第で結果は大きく変わります。

実際に当院でウォニョン体型を目指した方も、二の腕500cc・太もも1500ccの吸引と術後GLP-1投与を併用し、炎症を抑えながら拘縮を最小限にしています。

🔹まとめ

ウォニョンさんのような体型を目指すには、

単に「脂肪を取る」だけではなく、

このすべてにこだわる必要があります。

脂肪吸引は「デザインの手術」。

限界を理解しながらも、徹底的に美しいラインを追求する姿勢 が理想の結果を生みます。

二の腕・太もも脂肪吸引ダウンタイム1ヶ月経過