豊胸・バスト形成メニューBreast enlargement
理想のバストを実現します
脂肪豊胸fat breast augmentation
脂肪豊胸がおすすめの方
- 授乳後にバストが垂れてきた
- バストにハリやボリュームを持たせたい
- シリコンなどの異物を入れたくない
- ナチュラルな仕上がりにしたい

脂肪豊胸とは
脂肪豊胸は、自身の脂肪を使ってバストにボリュームを出す施術です。腹部や太ももなどから脂肪を採取し、不純物を取り除いた上でバストに注入します。人工物を入れるシリコンバッグやヒアルロン酸とは異なり、拒絶反応が起こりにくく、自然な仕上がりになるのが特徴です。脂肪の定着率には個人差がありますが、定着した脂肪は長期間持続します。
脂肪豊胸の特徴
ナチュラルな仕上がり
脂肪豊胸の最大の特徴は、ナチュラルな仕上がりになることです。シリコンバッグなどの人工物を一切使用せず、患者様ご自身の脂肪を利用するため、形や触り心地が本来のバストに近くなります。
また、脂肪が徐々に体になじむことで、時間が経つほどより自然な仕上がりが期待できます。脂肪注入によって無理なくサイズアップできるため、豊胸がバレにくくいのも特徴の1つです。
仰向けでも自然なバストライン
脂肪豊胸を行うと、仰向けに寝たときもバストが自然に横に流れるので、不自然な膨らみや硬さを感じにくいです。動き方や柔らかさも本物のバストと似ているため、普段の生活の中で違和感を感じることは少ないでしょう。
シリコンバッグを使用した豊胸の場合、仰向けに寝るとバストが不自然に浮いたり、形が崩れなかったりすることがあります。しかし、 脂肪豊胸ではバストが自然に横に流れるため、仰向けの状態でも 本物のバストと同じような動きや柔らかさを保つことが可能です。
脂肪が定着すれば効果は半永久的
脂肪豊胸では、注入した脂肪のすべてが定着するわけではなく、 約50〜80%がバストに残る とされています。
注入後、脂肪は周囲の組織から酸素や栄養を受け取りながら徐々に定着していきます。その過程で、寿命が短く弱い脂肪細胞や老化細胞は生着できず、体内に吸収・排出されていくのです。
一度定着した脂肪は吸収されず、そのままバストの一部として半永久的に残るため、シリコンバッグのように定期的なメンテナンス(交換)を必要としません。
ただし、脂肪の定着率には個人差があり、体質や施術の過ごし方によって左右される場合があります。理想の仕上がりを維持するためには、 適切なアフターケアを心掛けることが大切 です。
他の脂肪豊胸施術との違い
脂肪豊胸 | ヒアルロン酸豊胸 | シリコンバッグ豊胸 | |
---|---|---|---|
感触 | 柔らかく自然な形 | 脂肪豊胸と比較すると少し硬め | 場合によって不自然な硬さが残る場合あり |
持続性 | 脂肪が定着すれば | 1~2年程度 | 半永久的 |
メリット | 自然な仕上がりで異物反応が少ない | ダウンタイムと施術時間が短い | 2カップ以上の変化が期待できる |
デメリット | 定着率に個人差がある | 持続性が短い 術後にしこりや感染症のリスクがある |
異物反応が出る可能性もある |
費用相場 | 80~120万円 | 30~100万円 ※注入量により異なる |
60~120万円 |
おすすめの方 | 自然な仕上がりを求める方 | 一時的にバストアップしたい方 | サイズアップを重視する方 |
脂肪豊胸と他の豊胸施術では、それぞれメリットやデメリットが異なります。
ヒアルロン酸豊胸という選択肢もありますが、持続性やリスク(しこりや感染症))という観点から余りおすすめはできません。
脂肪豊胸とシリコンバッグ豊胸の大きな違いは、脂肪を注入による柔らかさと変化の大きさにあり、ナチュラルな仕上がりを望む方は脂肪豊胸がおすすめです。
当院の脂肪豊胸のこだわり

左右差を考慮したオーダーメイド脂肪豊胸
バストの形状がまったく同じ方はまれで、ほとんどの方はわずかに左右差があります。当院の脂肪豊胸は、バストの左右差を考慮し、脂肪の注入量を調整しています。
一人ひとりに合わせた美しいバストライン
当院の脂肪豊胸では、患者様一人ひとりのご希望や体型に合わせて丁寧にデザインを行い、自然で美しいバストラインになるよう心掛けています。
患者様のバストを生かしつつ、膨らみや柔らかさが自然に近い仕上がりになるよう、脂肪の吸引量やバストの注入位置を、一人ひとりに合わせて細かく調整しています。
丁寧なカウンセリングとアフターケア
当院のカウンセリングでは、患者様のお悩みやご希望を丁寧にヒアリングしていきます。「これくらいバストアップしたい」「バストトップを高くしたい」など、患者様のご希望に合わせてデザインを行っていきます。
また、施術後はダウンタイムの過ごし方や気を付ける点なども詳しくご説明いたしますので、不安な点や疑問点があれば、遠慮なくお伝えください。患者様のご不安を取り除けるよう、丁寧にお伝えしていきます。
脂肪豊胸のダウンタイム
脂肪豊胸を行った場合、術後2〜3日目から腫れが目立ち始める方も多いです。腫れのピークは術後1週間程で、その後2週間かけて徐々に引いていきます。
また、注入した脂肪は最終的に30~50%程は体外へ排出されていき、脂肪が定着する3ヶ月前後に大きさが安定してきます。
- 内出血
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脂肪豊胸では、脂肪を吸引した箇所やバストに内出血が生じる場合もあります。手術翌日から徐々に内出血が現れ始め、2週間程度を目安に落ち着いてきます。
- むくみ
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脂肪を採取した部位は、吸引によって一時的に空洞が生じている状態です。空洞を埋めようと水分が溜まりやすい状態になっているため、組織が回復してくる2〜3週間程度はむくみが生じる場合もあります。
圧迫固定によって症状の緩和が期待できますので、医師から指定された期間内、しっかりと着用しましょう。
- 拘縮
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脂肪豊胸によって脂肪吸引をした部位は、一時的に皮膚の凸凹やひきつり、つっぱり感が生じる場合もあります。
拘縮は脂肪を取り除いたことで生じた空洞を埋めるために周囲の組織が収縮し、傷を固めようとする治癒過程で起こるものですので、過度な心配は必要ありません。
腫れや内出血、むくみなどのダウンタイム症状が落ち着いてから始まり、2~3ヶ月を目処に落ち着いてきます。
脂肪豊胸におけるリスク・副作用
- 左右差が生じる可能性がある
-
脂肪の定着率には個人差があるため、両方のバストに同じ脂肪量を注入しても、左右差が生じてしまうリスクもあります。
とくに、もともと左右差があるバストの場合、注入時に定着率と仕上がりを考慮したデザインで注入しないと、さらに大きさの違いが目立ってしまうケースもあります。
定着率は患者様の体質や、ダウンタイム中の過ごし方によって左右される部分です。当院では、患者様の状態に合わせて注入量や注入位置に対し十分な考慮を行い、理想の仕上がりになるよう細かなデザインで調整していきます。
- 術後のしこり
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脂肪注入豊胸でもっとも多いと言われているリスク・副作用が「しこり」です。しこりの正体は定着せずに壊死してしまった脂肪細胞で、これは脂肪を注入する量が多すぎたり、硬い状態のままで注入した場合に発生します。
要因として挙げられるのが「石灰化」です。壊死してしまった脂肪とバスト内のカルシウムが結合して石灰化が起きてしまいます。一箇所に大量の脂肪を注入すると、石灰化が起きやすくなります。
石灰化すると、バストの柔らかな質感が損なわれるだけでなく、位置によっては見た目でも硬さが分かるようになってしまいます。石灰化したしこりは胸を切開して取り出す必要があるため、違和感を感じたらすぐにご相談ください。
しこりができるか否かは、個人個人の体質も影響しますが、当院では可能な限りしこりにならないリスク管理を行って脂肪を注入しています。
- 感染症
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ごく稀に発生する副作用が感染症(発熱・皮膚の赤み)です。
過度な脂肪量で注入する場合は感染症のリスクが高まります。脂肪に十分な酸素が行き渡らないことで脂肪が壊死し、壊死した組織に菌が増殖することがあるのです。この注入法により多くの方はしこりになりますが、免疫力のない方は感染症になってしまいます。当院ではリスク管理も踏まえて、少量ずつまんべんなく丁寧に脂肪を注入し、感染症リスクを抑えるように常に留意しております。
- サイズが術直後より小さく感じる
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施術直後は注入した脂肪量がそのままバストに残っている状態ですが、完成に近づく3ヶ月前後になると、ボリュームダウンしたように感じるケースがあります。
仕上がりに満足していたのに、日が経つにつれて徐々にサイズが小さくなっていると感じる患者様もいらっしゃいます。しかし脂肪豊胸では、注入した脂肪が100%残るわけではなく、2~4割は体外へ排出されてしまうため、定着率によっては小さくなったと感じてしまうのです。
当院ではカウンセリング時に、定着率と仕上がりイメージについてしっかりご説明いたしますが、万が一不安な点や疑問点がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
- 理想の大きさにならなかった
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脂肪豊胸はあくまで「脂肪」を注入する施術ですので、もともと痩せ型で採取できる脂肪量が少ないと、ご希望の大きさにならないケースがあります。個人差はありますが、患者様の体型や脂肪量によっては、十分な脂肪量が確保できないためです。
そのような場合、当院では複数部位から脂肪を吸引して脂肪量を確保するケースがあります。身体のトータルバランスを考慮しながら少しずつ吸引していくため、1部位の吸引量は限られるものの、バストの注入に必要な脂肪量を確保することが可能です。
脂肪豊胸の施術の流れ
STEP1カウンセリング
カウンセリングでは、患者様のお悩みや理想的なバストの大きさなどを共有いただき、シミュレーションで仕上がりイメージを確認していきます。デメリットやリスク、副作用なども丁寧にご説明いたしますので、不安な点がありましたらお気軽にご質問ください。

STEP2術前検査
施術内容にご納得いただきましたら、カウンセリングと同日に術前検査を行います。施術では麻酔を使用しますので、患者様が施術を行っても問題ない状態か、アレルギーはないかなどを血液検査でチェックしていきます。術前検査が終了しましたら、施術日を確定しますので、患者様のご都合の良い日をご提示ください。
STEP3体調チェック・デザイン
ご予約の日になりましたら、当院にご来院ください。施術前は看護師による体調の確認をさせていただきますので、カウンセリング日から変わったことがあればご報告いただけると幸いです。 看護師による体調チェックが終わりましたら、デザインを確定していきます。脂肪吸引部位とバストにマーキングを行い、ご希望の仕上がりイメージに相違がないか確認していきます。
STEP4麻酔・吸引
デザインに問題がなければ、診察台に横になっていただき、麻酔を投与していきます。患者様がぐっすりとお休みになってから施術を行うため、術中に痛みを感じることはありません。
麻酔が効いたのをしっかり確認した後は、腹部や太ももの内側から、豊胸に必要な脂肪量を吸引していきます。脂肪吸引に使用されるカニューレの挿入口を確保するため、数ミリ程度小さく切開しますが、可能な限り目立ちにくい位置を選定いたしますのでご安心ください。
STEP5脂肪加工・注入
採取した脂肪を遠心分離機にかけ、死滅細胞や老化細胞、麻酔液などの不純物を取り除きます。良質な脂肪細胞の抽出が完了したら、バストへ注入していきます。
STEP6仕上がりチェック・アフターケア
注入が完了いたしましたら、患者様に現在の状態を確認いただきます。同時に、痛みや違和感がないかお伺いしますので、何かありましたら遠慮なくお声がけください。
また、脂肪吸引をした部位は看護師によって圧迫されますので、施術直後はやや動きづらさを感じるかもしれません。お帰りの際は、交通機関をご利用いただくと安心です。
よくある質問
Q何カップ大きくなりますか?
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吸引できる脂肪量や患者様の体質によるので一概には言えませんが、0.5~1.5カップ前後のボリュームアップが見込めます。
1度に大量注入すると注入した脂肪細胞へ栄養が行き渡らず、細胞壊死やしこりとなるリスクが高いため、大きな変化をご希望する場合、当院では2〜3回に分けて施術を行います。
その場合、複数回の脂肪豊胸を想定したデザインや、吸引量の調整が必要なので、施術前に医師へご相談ください。
Q出産したら授乳に影響はありますか?
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脂肪豊胸では皮下脂肪に脂肪を注入しますので、授乳に必要な乳腺に影響を与える可能性は極めて低いです。
脂肪豊胸では乳腺の下にある皮下脂肪に注入していくため、乳腺に直接的な影響を与えるケースはほとんどありません。将来的に出産を控えている方や、授乳の予定がある方でもお受けいただけます。
(※注意点として、どの美容整形にも共通して言えることですが、妊娠している期間や授乳中の方は施術を受けられません。)
Q脂肪の吸引箇所は腹部と太もものみですか?
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大きな変化を望まれる場合は、脂肪量の多い腹部や太ももの内側から脂肪を吸引するのが一般的です。ただし、脂肪がついている部位であれば吸引可能なので、吸引部位にご希望がある場合は医師へご相談ください。