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Columnコラム

脂肪吸引は「手術が終われば完成」ではありません。仕上がりを左右するのは術後1〜6ヶ月です。2026.07.27

「脂肪吸引を受ければ、その日から理想のボディラインになる。」

そう思われる方も少なくありません。

しかし実際には、脂肪吸引の本当の完成は手術室ではなく、その後の回復期間にあります。

AVAN TOKYOでは、「手術」と「術後管理」は一つの治療であると考えています。

美しいボディラインをつくるためには、脂肪を取り除く技術だけでなく、その後の組織の治癒をどのようにサポートするかが非常に重要です。

脂肪吸引後に起こる「拘縮」とは?

脂肪吸引では、脂肪細胞だけでなく、その周囲の組織にも一定の刺激が加わります。

術後、体は傷ついた組織を修復するために炎症反応を起こし、その過程でコラーゲンが増え、一時的に組織が硬くなる現象が起こります。

これが「拘縮(線維化:Fibrosis)」です。

拘縮が起こると、

・腕が硬く感じる
・皮膚が突っ張る
・触るとゴリゴリする
・表面が少しボコボコして見える

といった症状が現れることがあります。

これらは多くの場合、異常ではなく正常な治癒反応です。

なぜ拘縮のケアが重要なのでしょうか?

拘縮は一般的に術後3〜6ヶ月程度で徐々に改善していきます。

しかし、すべての患者様が同じ経過をたどるわけではありません。

体質や皮膚の状態、日常生活、運動量などによって回復速度には個人差があります。

さらに、適切な術後ケアを行わない場合、拘縮が長期間残り、皮膚の滑らかさやボディラインに影響を及ぼすこともあります。

つまり、脂肪吸引の結果は「どれだけ吸引したか」だけではなく、「術後にどれだけ良い治癒環境をつくれるか」によって大きく変わるのです。

症例紹介

今回ご紹介する患者様は、

・二の腕全周脂肪吸引
・副乳脂肪吸引
・シリコンバッグ豊胸後のハイブリッド豊胸

を受けられた方です。

術後29日では、二の腕はすでに細く変化しています。

一方で、動画でも確認できるように、まだ拘縮による軽度の凹凸や硬さが残っています。

これは術後約1ヶ月としては自然な経過です。

この時期に焦る必要はありません。

適切なケアを継続することで、多くの患者様は数ヶ月かけてより滑らかで自然なラインへと変化していきます。

AVAN TOKYOが重視する術後管理

AVAN TOKYOでは、手術だけでは治療は終わりません。

患者様の回復状態を確認しながら、一人ひとりに合わせた術後管理をご提案しています。

必要に応じて、

・適度な運動
・ストレッチ
・セルフマッサージ
・高周波治療(FORMA)
・生活習慣や栄養管理

などを組み合わせ、拘縮の改善をサポートしています。

さらに、通常の経過では改善しにくい拘縮に対しては、海外研修で学んだ知見も参考にしながら、状態に応じた治療をご提案しています。

すべての患者様に同じ治療を行うのではなく、その方の治癒過程を見極めながら必要な治療を選択することを大切にしています。

「細くする」だけでは、美しいラインにはなりません

脂肪吸引の目的は、単純に脂肪を多く吸引することではありません。

本当に重要なのは、

・皮膚が滑らかに収縮すること
・凹凸の少ない自然なラインをつくること
・長期的に美しいシルエットを維持すること

です。

AVAN TOKYOでは、手術前のデザインから術後のフォローまで一貫して行い、6ヶ月後、1年後を見据えたボディデザインを目指しています。

よくあるご質問

Q. 拘縮は必ず起こりますか?

程度には個人差がありますが、多くの患者様で一時的な拘縮がみられます。

Q. 拘縮はどれくらい続きますか?

一般的には3〜6ヶ月で改善していきますが、体質や施術範囲によって異なります。

Q. マッサージをすれば早く治りますか?

すべての時期に強いマッサージが適しているわけではありません。術後の時期や状態に応じて適切なケア方法が異なるため、医師の指示に従うことをおすすめします。

Q. 術後管理は本当に重要ですか?

はい。脂肪吸引は手術だけでは完成しません。術後の経過を適切にサポートすることで、より自然で美しい仕上がりにつながる可能性があります。

医師からのメッセージ

脂肪吸引は、「手術が成功したら終わり」の治療ではありません。

患者様一人ひとりの体は異なり、治癒のスピードや反応も異なります。

だからこそ、AVAN TOKYOでは「術後管理まで含めて美容医療」と考えています。

美しいラインは、手術技術だけでは完成しません。

術後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、そして1年後まで見据えながら、患者様と二人三脚で理想のボディラインをつくっていきます。

※本記事は医学教育を目的として作成しています。
※治療効果や回復経過には個人差があります。詳しくは診察時に医師へご相談ください。