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Columnコラム

脂肪豊胸は「たくさん入れるほど良い」は本当?2026.06.24


しこりを避けながら自然なバストアップを目指すために


脂肪注入豊胸のカウンセリングで、
「できるだけたくさん脂肪を入れてほしい」
「一度で2カップ以上大きくしたい」
というご相談をいただくことがあります。


しかし実際には、
脂肪豊胸は注入量が多ければ多いほど良いわけではありません。
むしろ、
適切な注入量を守ることが、
脂肪の定着率や安全性に大きく関係します。

なぜ脂肪はすべて残らないのか?


脂肪注入豊胸では、
注入された脂肪細胞が生き残るために、
新しい血管から酸素と栄養を受け取る必要があります。


しかし、
一度に大量の脂肪を注入すると、
中心部分まで十分な血流が届かなくなることがあります。
その結果、
● 脂肪が吸収される
● しこりになる
● 脂肪壊死を起こす
といったリスクが高くなります。

AVAN TOKYOが重視していること


私たちは、
「どれだけ入れるか」
ではなく、
「どれだけ残るか」
を重視しています。


実際に多くの症例を経過観察していると、
脂肪の定着率が良好な症例は、
片側200〜240cc前後の注入量であることが少なくありません。


もちろん、
体格や皮膚の伸展性、
乳腺容量によって適切な注入量は変わります。


しかし、
無理な大量注入よりも、
適切な量を丁寧に分散注入する方が、
長期的には良好な結果につながることが多いと感じています。

なぜ大量注入でしこりができるのか?


脂肪細胞は、
注入直後から酸素不足との戦いが始まります。
大量に注入すると、
① 新生血管が届かない
脂肪細胞が密集しすぎることで、
中心部まで血流が届きません。

② 内圧が上がる
乳房内部の圧力が上昇し、
毛細血管が圧迫されます。

③ 脂肪壊死が起こる
栄養不足になった脂肪細胞が壊死し、
しこりとして残る場合があります。

症例紹介


今回ご紹介する患者様は、
24歳女性
脂肪注入豊胸術後1ヶ月
の患者様です。
注入量は、
● 右220cc
● 左200cc
でした。
皮膚の張りが強く、
脂肪が定着しやすい条件が揃っていたこともありますが、
術後の食事管理にも積極的に取り組んでいただきました。
術後1ヶ月の時点でも、
非常に良好なボリューム維持が得られています。

脂肪豊胸で期待できるサイズアップ


一般的には、
脂肪注入豊胸1回で期待できるサイズアップは、
約1〜1.5カップ程度です。
もちろん個人差はありますが、
2カップ以上のサイズアップは決して一般的ではありません。

2カップ以上を目指すなら?


もし、
「確実に2カップ以上大きくしたい」
という場合には、
以下の選択肢があります。


方法①
複数回に分けて脂肪豊胸を行う
脂肪の定着環境を整えながら、
段階的にボリュームアップを目指します。

方法②
ハイブリッド豊胸
シリコンバッグで土台となるボリュームを作り、
脂肪注入で自然な触感や形を整えます。
この方法は、
● サイズアップ
● 自然さ
● デコルテ改善
● 谷間形成
を同時に目指せるため、
AVAN TOKYOでも非常に人気の高い施術です。

AVAN TOKYOが考える脂肪豊胸


脂肪豊胸は、
「何cc入れたか」を競う施術ではありません。
大切なのは、
● どこに注入するか
● どの層に注入するか
● どれだけ定着するか
● どれだけ自然な形を作れるか
です。


そのためAVAN TOKYOでは、
患者様一人ひとりの体型や乳房の状態を評価し、
安全性と定着率を重視したデザインを行っています。

症例情報
施術内容:
脂肪注入豊胸
患者様:
24歳女性
注入量:
右220cc/左200cc
経過:
術後1ヶ月

リスク・副作用
感染、しこり、脂肪壊死、石灰化、左右差、ボリューム減少、傷跡など
※この投稿は医学教育目的です。