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Columnコラム

AlloCel®(同種脂肪由来製剤)とは?2026.07.13

脂肪が採れない方の新しい選択肢になる可能性と、AVAN TOKYOが考える脂肪豊胸・ボディデザイン

近年、欧米の美容外科領域では、自家脂肪だけではなく**同種脂肪由来製剤(Allogeneic Adipose Matrix)**を用いた再生医療への注目が高まっています。

その中でも話題になっている製剤の一つがAlloCel®です。

AVAN TOKYOにも海外の患者様から、「日本で取り扱っていないか」というお問い合わせをいただくことがあります。

今回は、この新しい治療の特徴と、現在の脂肪豊胸・ボディデザインにおける位置づけについてご紹介します。

AlloCel®とは?

AlloCel®は、提供された脂肪組織を加工した同種脂肪由来製剤で、自分自身の脂肪を採取することなく、軟部組織のボリューム改善を目的として使用される新しい再生医療製剤です。

現在は欧米を中心に、美容外科や形成外科領域で使用が進められており、特に脂肪採取が難しい患者様への新たな選択肢として期待されています。

欧米ではHip Dip(ヒップディップ)の改善にも使用

海外では、**Hip Dip(ヒップディップ)**と呼ばれる、お尻の外側のくぼみを改善する目的で使用されることがあります。

腰やウエストの脂肪吸引と組み合わせることで、より丸みのあるヒップラインを目指す治療として注目されています。

日本でもヒップラインを整えたいというご相談は増えており、今後さらに注目される分野の一つと考えられます。

脂肪が採れない方への可能性

脂肪豊胸では通常、ご自身の脂肪を採取して注入します。

しかし、

このような患者様では、十分な脂肪採取が難しい場合があります。

そのようなケースでは、今後このような同種脂肪由来製剤が選択肢の一つになる可能性があります。

現時点での課題

一方で、現時点では課題もあります。

海外で報告されている価格では、

約12ccで750ドル前後

とされており、広範囲のボリュームアップには非常に高額になります。

例えば200cc程度使用すると、製剤費だけでも数百万円規模になる可能性があります。

そのため、現段階では限られた適応で使用されることが多いと考えられます。

現在の豊胸では自家脂肪が第一選択

現在、脂肪豊胸で最も一般的なのは、ご自身の脂肪を利用する方法です。

自家脂肪には、

など、多くのメリットがあります。

特に十分な脂肪採取が可能な患者様では、自家脂肪が第一選択になることがほとんどです。

AVAN TOKYOのボディデザイン

AVAN TOKYOでは、「脂肪を採って胸へ入れる」だけではなく、全身のシルエットをデザインすることを重視しています。

例えば、

など、脂肪を採取する部位と注入する部位の両方を考慮し、全体のバランスを設計しています。

「不要な場所から脂肪を取り、必要な場所へ移動する」という考え方が、当院のボディデザインの基本です。

AVAN TOKYOは世界の美容医療を継続して学んでいます

美容医療は日々進歩しています。

AVAN TOKYOでは、海外学会や解剖実習への参加、欧米の最新論文・技術動向の確認を継続し、新しい治療法についても情報収集を行っています。

ただし、新しい技術であれば何でも導入するのではなく、

を総合的に評価したうえで、患者様にとって本当に有益な治療のみをご提案しています。

このような方はご相談ください

まとめ

欧米では、AlloCel®のような同種脂肪由来製剤を用いた新しいボリューム形成治療が注目されています。

将来的には、脂肪採取が難しい患者様にとって有望な選択肢となる可能性がありますが、現時点では費用や適応などの課題もあります。

AVAN TOKYOでは、最新の海外情報を継続的に取り入れながらも、安全性と科学的根拠を重視し、患者様一人ひとりの体型やご希望に合わせた治療をご提案しています。

脂肪豊胸・ハイブリッド豊胸・ボディデザインについてご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

リスク・副作用

脂肪吸引では、腫れ、内出血、痛み、拘縮、凹凸、左右差、感染、血腫、傷跡などが起こる可能性があります。

脂肪注入では、脂肪吸収、しこり(脂肪壊死・石灰化・オイルシスト)、左右差、感染などのリスクがあります。

※本コラムは医学教育目的で作成しています。日本国内で承認・提供状況が異なる治療や製剤についても一般的な情報として紹介しており、特定の治療効果を保証するものではありません。治療適応は診察のうえ個別に判断いたします。