ハイブリッド豊胸では「どこに脂肪を注入するか」が結果を左右する2026.06.30
シリコンバッグ豊胸後の脂肪注入でAVAN TOKYOが重視していること
「シリコンバッグを入れた後でも、脂肪注入は意味がありますか?」
このご質問をいただくことがあります。
答えは「はい」です。
しかし、脂肪を注入するだけでは十分ではありません。
どの層に、どれくらいの量を、どのように注入するか。
このデザインが、術後の自然さや脂肪の定着率に大きく関わると考えています。
AVAN TOKYOでは、ハイブリッド豊胸において、脂肪の生着を意識した注入層の選択を大切にしています。
ハイブリッド豊胸とは
ハイブリッド豊胸とは、
● シリコンバッグ豊胸
● 自家脂肪注入豊胸
を組み合わせた治療です。
シリコンバッグで安定したボリュームを確保しながら、脂肪注入によって自然な質感やデコルテ、胸の内側のラインを整えることを目的としています。
また、すでにシリコンバッグ豊胸を受けられた方が、より自然な仕上がりを目指して後から脂肪注入を追加するケースもあります。
AVAN TOKYOが重視する2つの注入層
脂肪が長期的に生着するためには、十分な血流がある組織へ移植することが重要です。
AVAN TOKYOでは、主に以下の2つの層を意識して脂肪を注入しています。
① 皮下層
皮下層への脂肪注入は、
● シリコンバッグの輪郭をなめらかにする
● デコルテを自然に整える
● 触感をより柔らかくする
ことを目的としています。
痩せ型の患者様では、バッグの輪郭が目立ちやすいため、皮下への脂肪注入が自然な仕上がりにつながることがあります。
② 大胸筋内
大胸筋内への脂肪注入は、
● 上胸部のボリュームを補う
● バスト全体の立体感を高める
● より自然な丸みを作る
ことを目的としています。
皮下層と組み合わせることで、より立体的で自然なバストラインを目指します。
脂肪が定着するためには「血流」が重要
脂肪注入では、移植した脂肪細胞がそのまま生着するわけではありません。
移植後は、新しく形成される毛細血管から酸素や栄養を受け取ることで生着していきます。
そのため、
血流が十分な組織へ適切な量を分散して注入することが重要だと考えています。
一度に過剰な量を注入すると、血流が届きにくい部分が生じ、脂肪の吸収や脂肪壊死、しこりのリスクが高まる可能性があります。
だからこそAVAN TOKYOでは、「どれだけ多く入れるか」ではなく、「どこに、どれだけ入れるか」を重視しています。
術後の過ごし方も結果を左右する
手術技術だけで脂肪の定着率が決まるわけではありません。
術後1〜1.5ヶ月は、新しい血管が形成される重要な時期です。
そのためAVAN TOKYOでは、
● 禁煙
● 過度なダイエットを避ける
● 高タンパク・抗炎症を意識した食事
● 十分なビタミン・ミネラルの摂取
● 定期的な診察
をおすすめしています。
特に喫煙は血流を低下させるため、脂肪の生着や創傷治癒に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、糖分や超加工食品、トランス脂肪酸を多く含む食事ばかりでは、術後の回復に必要な栄養が不足しやすくなるため、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。
AVAN TOKYOが目指すハイブリッド豊胸
私たちは、単純にバストを大きくすることを目的としていません。
重要なのは、
● 患者様ごとの体質や皮膚の状態を評価すること
● 適切な層へ脂肪を注入すること
● シリコンバッグと脂肪の長所を最大限に活かすこと
● 術後のダウンタイム管理まで一貫してサポートすること
です。
手術・術後管理・アフターケアまでを一つの治療として考え、長期的に自然で美しいバストラインを目指しています。
症例情報
施術内容
シリコンバッグ豊胸後の脂肪注入(セカンダリーハイブリッド豊胸)
注入層
皮下層・大胸筋内

リスク・副作用
感染、脂肪壊死、しこり(石灰化)、脂肪吸収によるボリューム減少、皮膜拘縮、左右差、感覚異常、皮膚のひきつれ、傷跡など
※このコラムは医学教育目的で作成しています。