電話予約 無料LINE
予約
メール予約 アクセス
TOP
Columnコラム

二の腕×脇肉×副乳を同時に脂肪吸引|後ろ姿の連続デザインを医師が解説2026.10.31

二の腕を細くしたくて脂肪吸引を検討していても、「脇のお肉はどうなるの?」「後ろ姿のもたつきは残らない?」と不安に感じる方は少なくありません。二の腕だけ、または脇肉・副乳だけを吸引すると、境目に段差が出て全体の後ろ姿が整わないことがあります。本記事では、20代女性に行った二の腕脇肉副乳同時吸引の症例をもとに、連続した範囲として一度にデザインする医学的な理由と、適応・リスク・経過を監修医の立場から解説します。

監修医師の写真

監修

森脇 進

AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニック 院長 プロフィール

先に結論

二の腕の太さと脇まわりのもたつきを一度に整えるには、二の腕全周と脇肉・副乳を同時に脂肪吸引する選択肢があります。皮下脂肪が連続する部位のため、一続きで吸引した方が境目の段差が目立ちにくく、後ろ姿が整いやすくなるのが目安です(個人差があります)。

二の腕と脇肉・副乳を一続きで吸引する方が後ろ姿は整いやすい理由

結論から言うと、二の腕の外側のふくらみと脇まわりのもたつきは皮下脂肪が連続している部位のため、別々に吸引するよりも一度にデザインした方が境目の段差が出にくく、後ろ姿のラインが整いやすくなります。皮下脂肪は腕と脇、背中が独立して存在しているわけではなく、一枚のシート状の層としてつながっているため、部位を区切って吸引すると接続部で厚みの差が残りやすいためです。

【上半身後ろ姿を整える吸引範囲の比較】

二の腕のみ吸引 脇肉・副乳のみ吸引 二の腕+脇肉・副乳の同時吸引
メリット ・ダウンタイムが短い
・圧迫範囲が狭い
・バストラインが整う
・副乳が目立たなくなる
・後ろ姿が一続きで整う
・境目の段差が出にくい
デメリット ・脇肉との境目が目立つことがある
・副乳は残る
・二の腕のふくらみは残る
・肩から腕のラインは変わらない
・吸引範囲が広くダウンタイムの範囲も広がる
・圧迫着の範囲が広い
向いている人 二の腕後面だけが気になる方 副乳と脇肉のみを整えたい方 後ろ姿全体を一度に整えたい方

理由① 皮下脂肪は腕と脇、背中で連続している

二の腕の後面(振袖)、肩の付け根、脇の前後、副乳は、それぞれ別の名前で呼ばれますが、皮下脂肪としては一枚のシートのように連続しています。腕を体に沿わせたときに脇まわりが厚く見えるのは、二の腕外側の脂肪と脇の脂肪が重なり合っているためです。したがって二の腕脇肉副乳同時吸引では、この連続した層を一つの範囲として吸引することで、ラインの連続性を保ちやすくなります。

理由② 境目に段差が出にくいデザインが可能

別々の日程や別々の施術として行うと、先に吸引した部位と後から吸引する部位の境目で厚みに差が出ることがあります。皮下脂肪は吸引後に拘縮(組織の収縮)が進むため、同時期に吸引した方が治癒過程も同じタイミングで進み、境目の段差が目立ちにくくなります。カニューレを複数の方向から交差させる「クロスハッチ吸引」で、面として均一に薄くできる点もメリットです。

理由③ 後ろ姿のシルエットが一度に整う

自分では見えにくい後ろ姿は、他人から見られる機会の多い角度です。二の腕の外側、脇の前後、副乳のふくらみは、後ろから見たときに連続して目に入るため、どれか一つを吸引して他が残っていると「取り残し感」が出てしまいます。一続きの範囲として設計することで、肩から腕、脇、背中にかけてのラインが切れ目なくつながって見えやすくなります。

当院の症例

二の腕と脇まわりの後ろ姿が整った症例(20代 女性)

二の腕の太さと脇まわりのもたつきが気になるという20代女性の方に、二の腕全周(振袖・肩・前面)と脇肉・副乳の脂肪吸引を同時に行った症例です。術前は後ろから見たときに二の腕の外側がふくらみ、脇からブラジャーのラインにかけて厚みが目立つ状態でした。

症例写真

デザインの段階では、二の腕と脇まわりを一続きの範囲としてマーキングしました。腕だけ、あるいは脇だけを吸引すると境目に段差が出るリスクがあるため、「どこで吸引を終わらせるか」ではなく「厚みの変化がなだらかにつながる位置はどこか」を基準に境界を決めています。立位で姿勢を保った状態で、脂肪の落ち方・皮膚のたるみ方を確認しながら範囲を決めることが大切です。

症例写真

吸引は、両肘・両脇の前側・両脇の後ろ側の計6か所の小さな切開から行いました。切開を複数の方向に設けることで、カニューレを交差させながら均一に吸引しやすくなり、取り残しや凹凸の予防につながります。傷あとは肘のしわや脇のしわに沿った位置にしているため、時間の経過とともに目立ちにくくなっていくことが多いです。

症例写真

麻酔は全身麻酔(静脈麻酔+吸入麻酔)で行いました。チュメセント麻酔液は痛みと出血を抑えるとともに、脂肪を吸引しやすくする働きがあります。吸引した脂肪量は約1,300mlでした。吸引量の数字そのものよりも、「どこをどれだけ薄くしたか」が仕上がりを左右するため、量の多少だけで判断しないことが大切です。

症例写真

二の腕は体の中でも皮膚が比較的薄い部位のため、浅い層を取りすぎると皮膚の凹凸やたるみにつながることがあります。皮膚の厚みを指でつまんで確認し(ピンチテスト)、皮下に適度な脂肪の層を残すように吸引しました。副乳部位は乳腺組織が混ざることがあるため、吸引できる脂肪量に個人差が出やすい部分です。

症例写真

術後は院内で回復を確認し、二の腕用の圧迫着(ボレロ)を着用してお帰りいただきました。圧迫着はむくみや内出血を抑え、皮膚を新しいラインになじませるために大切な役割を果たします。当院では術後1週間は24時間着用し、その後は腫れ・内出血が引くまで、在宅時・就寝時など可能な範囲で着用を推奨しています。

症例写真

術後6ヶ月の写真では、二の腕の外側のラインがすっきりとし、脇から背中にかけてのもたつきが目立ちにくくなり、肩から腕にかけてのシルエットが細く見えるようになりました。拘縮(吸引後の組織の収縮)による硬さやむくみも落ち着いてきている時期です。

症例写真

側面から見ると、脇の前面にあった副乳のふくらみが減り、ブラジャーからはみ出ていた厚みが目立ちにくくなっています。副乳は腕を下ろしたときや服のラインに出やすい部位のため、二の腕と同時に吸引することでシルエットの一体感が得られます。

症例写真

腕を下ろしたときの二の腕外側のふくらみも、ラインが縦に流れるように整っています。二の腕のデザインは「後ろから見た振袖」だけでなく「正面・側面から見た腕の輪郭」も合わせて設計することが大切です。

症例写真

肩の付け根から前側にかけての吸引を行うことで、肩幅自体が狭く見える効果も期待できます。ただし三角筋など筋肉の盛り上がりが原因の肩幅の広さには脂肪吸引だけでは対応しにくいため、筋肉由来か脂肪由来かを触診で見極めることが必要です。

症例写真

術後6ヶ月の経過を通じて、二の腕と脇まわりの輪郭が連続して整い、後ろ姿全体のバランスが改善したケースでした。経過には個人差があり、拘縮が完全に落ち着くまでには3ヶ月ほどかかります。

症例写真
施術名 二の腕全周+脇肉・副乳の脂肪吸引
施術内容 二の腕全周(振袖・肩・前面)と脇肉・副乳の脂肪吸引を同時に実施。全身麻酔(静脈麻酔+吸入麻酔)、チュメセント麻酔液注入後、両肘・両脇の前後の計6か所の切開から吸引
写真の時期 術後6ヶ月
費用 費用は料金ページをご確認ください(最終金額はカウンセリングで確定)
主なリスク・副作用 内出血・腫れ・拘縮・左右差・皮膚の凹凸・感染・傷あと・一時的な感覚鈍麻など

効果には個人差があり、写真は一例です。

二の腕と脇肉・副乳を同時に吸引するとダウンタイムはどのくらい長くなりますか?

圧迫着の範囲は広がるが、回復期間の目安は大きく変わらない

二の腕脇肉副乳同時吸引では、二の腕単独の吸引に比べて圧迫着の範囲が広がりますが、全体の回復期間の目安は大きく変わりません。当院では、痛みは術後2〜3日がピークで10日ほどで落ち着き、腫れや内出血は2〜3週間かけて引いていくのが目安です。拘縮は術後1か月頃がピークで、通常3か月ほどで馴染んでいきます。圧迫着(ボレロ)は術後1週間は24時間、その後も腫れ・内出血が引くまで可能な範囲で着用を推奨します。シャワーは翌日から、湯船は術後2週間から可能です。

副乳は脂肪吸引だけで取れますか?

副乳の多くは脂肪で構成されているが、乳腺組織が混ざることもある

副乳と呼ばれるふくらみの多くは脂肪組織でできているため、脂肪吸引で小さくすることができます。ただし副乳には乳腺組織が混ざっていることがあり、乳腺組織は脂肪吸引では取り除けません。カウンセリング時に副乳の硬さや触診所見から大まかな組成を判断し、脂肪が中心であれば吸引で十分な改善が期待できます。乳腺組織が多い場合は、切除を併用する選択肢をご相談します。妊娠・授乳の予定がある方は、将来の変化も含めてご相談ください。

二の腕脇肉副乳同時吸引で起こりうるリスク・合併症は?

内出血・腫れ・拘縮に加え、浅層過吸引による凹凸が主なリスク

内出血・腫れ・拘縮・左右差・感染・一時的な感覚鈍麻など、通常の脂肪吸引と同じリスクに加え、吸引範囲が広くなるため皮膚の凹凸が出るリスクに注意が必要です。特に二の腕は皮膚が薄いため、浅い層を取りすぎると凹凸やたるみにつながることがあります。皮膚の厚みをつまんで確認しながら、適度な脂肪層を残すこと、カニューレの太さや挿入方向を変えること、吸引後に適切な圧迫を行うことで、凹凸のリスクを下げることができます。美容外科の安全基準については日本美容外科学会の情報も参考になります。

1回の施術で満足できる仕上がりになりますか?

多くの方は1回で改善するが、追加吸引が必要になるケースもある

二の腕脇肉副乳同時吸引では、多くの方が1回の施術で後ろ姿のラインが整います。ただし元の脂肪量が多い方、皮膚のたるみが強い方、左右差が強い方などは、拘縮が落ち着いた3〜6ヶ月後に追加の吸引や修正を検討する場合があります。また皮膚のたるみが主な原因の場合、脂肪吸引だけでは改善しきれず、糸リフトや切開リフトを組み合わせることをご提案することもあります。仕上がりの判断は、拘縮が完全に落ち着いてから行うのが基本です。

二の腕と脇まわりの後ろ姿が気になるなら、まず適応の見極めから

二の腕のふくらみと脇肉・副乳は、後ろ姿のシルエットを決める連続した部位です。別々に吸引するのではなく、一続きの範囲としてデザインすることで、境目の段差を抑えながら肩から腕、脇にかけてのラインを整えることができます。

一方で、皮膚のたるみ、三角筋など筋肉の盛り上がり、副乳内の乳腺組織など、脂肪吸引だけでは解決しにくい要素もあります。カウンセリングでは触診とマーキングを通じて、「脂肪が原因なのか」「どの範囲まで吸引するか」「追加の施術は必要か」を一緒に見極めていきます。

二の腕脇肉副乳同時吸引を検討されている方は、まずはカウンセリングで、ご自身の状態と適した方法をご相談ください。関連する内容は脂肪吸引の関連コラム一覧でも紹介しています。

よくある質問

傷あとはどのくらい目立ちますか?

切開は数ミリ程度の小さなもので、肘のしわや脇の自然なしわに沿った位置に設けています。術直後は赤みが残りますが、通常は数か月から半年ほどかけて色が薄くなり、目立ちにくくなっていきます。体質によってはケロイドや肥厚性瘢痕のリスクがあるため、気になる方はカウンセリング時にご相談ください。

圧迫着(ボレロ)はどのくらいの期間着用しますか?

当院では、術後1週間は24時間着用を推奨しています。その後は腫れや内出血が引くまでの期間、在宅時・就寝時など可能な範囲で着用を続けていただきます。圧迫はむくみの軽減と、皮膚を新しいラインになじませるために重要な役割を果たします。

湯船や運動はいつから再開できますか?

シャワーは翌日から、湯船は術後2週間からが目安です。サウナ・プール・海・温泉・激しい運動(ジム・ランニング)も、いずれも術後2週間から再開していただけます。拘縮が落ち着く3か月頃までは、負荷の高い運動は様子を見ながら少しずつ再開することをおすすめします。

施術前の準備で気をつけることはありますか?

飲酒は術後1週間控えていただきます。喫煙は術後1週間控え、仕上がりのためには1.5か月〜半年の禁煙を推奨しています。サプリメントや一部の鎮痛薬は出血リスクに影響することがあるため、服用中のものはカウンセリング時にお知らせください。

ハイブリッド豊胸と同時に受けることはできますか?

可能ですが、同時に行うかどうかは全身への負担・麻酔時間・ダウンタイムを総合的に判断します。脂肪豊胸と組み合わせる場合は、二の腕・脇肉・副乳から採取した脂肪を胸へ注入する方法もあり、採取範囲と注入量のバランスをカウンセリングで設計します。

料金・症例写真・よくある質問は 二の腕の脂肪吸引の施術ページ をご覧ください。

ご相談は、カウンセリング無料です

銀座一丁目駅6番出口から徒歩1分/受付 10:00〜19:00

この記事を監修した医師

監修医師の写真

森脇 進

AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニック 院長

徳島大学医学部卒。徳島大学附属病院、東京中央美容外科、Gracia クリニックを経て現職。脂肪吸引の累計執刀5,000件以上(前職を含む)。

日本美容外科学会(JSAS)会員 / American Academy of Aesthetic Medicine 会員 / ECFMG Certificate 取得

ドクター紹介を見る

関連記事

AVAN TOKYO は、銀座一丁目駅から徒歩1分の東京・銀座の脂肪吸引クリニックです。脂肪吸引・豊胸のカウンセリングは無料です。