ハイブリッド豊胸(モティバデミ235cc)+二の腕全周・脇肉・副乳・顎下の脂肪吸引+糸リフト・バイニードル・ボトックス|25歳女性・術後3ヶ月
25歳女性。バストにボリュームを出したいというご希望と、二の腕から脇まわり、フェイスラインのもたつきを整えたいというご相談から、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせたハイブリッド豊胸と、二の腕全周・脇肉・副乳・顎下の脂肪吸引を同日に行いました。お写真は正面から見た術前と術後3ヶ月の状態です。

先に結論
モティバ デミ 235ccと脂肪注入(右83ml・左70ml)のハイブリッド豊胸に、二の腕全周・脇肉・副乳の脂肪吸引を組み合わせた症例です。術後3ヶ月の写真では、デコルテからバストにかけてのふくらみと、二の腕から脇にかけてのすっきりしたラインが確認できます。

症例の概要
| 施術名 | ハイブリッド豊胸(シリコンバッグ+脂肪注入)/二の腕全周・脇肉・副乳・顎下の脂肪吸引/首のバイニードル/頬の糸リフト/ボトックス |
|---|---|
| 施術内容 | モティバ デミ 235cc(腋窩切開・乳腺下)+脂肪注入 右83ml・左70ml(皮下)/吸引量260ml/バイニードル2本/糸リフト(ルピナス)4本/ボトックス計330単位(顔・首130単位、肩200単位) |
| 麻酔・手術時間 | 全身麻酔/約2時間 |
| 写真の時期 | 術前・術後3ヶ月(正面) |
| 施術回数 | 1回 |
| 費用 | 1,620,800円(税込・モニター価格) 料金表 |
| 主なリスク | 腫れ・内出血・痛み・むくみ、皮膚の凹凸、左右差、傷あと、被膜拘縮・リップリング、脂肪のしこり・石灰化など(詳しくは下記) |
| 担当医 | 森脇 進(院長) |
ご相談内容
もともと胸の厚みが少なく、デコルテから胸にかけて平坦なラインが気になっていたことに加え、二の腕から脇まわりのもたつきと、フェイスラインから首にかけてのたるみ感も整えたいというご相談でした。
細身の方はバッグだけでは輪郭や段差が出やすく、脂肪だけでは一度に出せるボリュームに限りがあるため、両方を組み合わせるハイブリッド豊胸をご提案しました。脂肪は、気になっていた二の腕全周・脇肉・副乳から採取しています。
行った施術
ハイブリッド豊胸(モティバ デミ 235cc+脂肪注入)
胸郭の幅や皮膚の伸びを確認したうえでモティバ デミ 235ccを選び、脇のしわに沿った腋窩切開から乳腺下に挿入しました。
吸引した脂肪から純度の高い脂肪230mlを取り出し、遠心分離(400回転・1分)で153mlの注入用脂肪をつくり、右83ml・左70mlを皮下に注入しています。デコルテから胸の上側の皮下の厚みを補い、バッグの縁が目立ちにくい自然な傾斜になるよう意識しました。
二の腕全周・脇肉・副乳の脂肪吸引
二の腕の付け根から脇、胸の外側までをつなげて吸引し、腕と胸の境目にたまりやすいもたつきを減らしています。吸引した脂肪は260mlです。創部は両肘・両脇の前後・乳頭の下の小さな切開です。
顔まわり(顎下の脂肪吸引・バイニードル・糸リフト・ボトックス)
顎下の脂肪吸引でフェイスラインから首にかけてのもたつきを減らし、首にバイニードルを2本、頬に糸リフト(ルピナス)を4本入れて皮膚を支えるようにしました。
ボトックスは、顎・小鼻・目尻・鼻根(バニーライン)・口角・エラ・広頚筋に計130単位、肩に200単位を注入しています。
麻酔と手術時間
全身麻酔(プロポフォール・ミダゾラム)に笑気・セボフルランを併用し、二の腕と胸にチュメセント麻酔液1,700ml、顔に100mlを注入しました。手術時間は約2時間です。
術前と術後3ヶ月の変化
術前は胸の前方への厚みが少なく、デコルテから胸にかけて平坦なラインでした。術後3ヶ月の写真では、デコルテからバストにかけてなだらかなふくらみが出て、ドレスの胸元に丸みが加わっています。
二の腕は肩から肘にかけて細く見え、脇まわりのもたつきも減って、腕と胸の境目がすっきりとした印象です。
術後の経過と過ごし方
痛みは術後2〜3日がピークで、10日ほどで落ち着いていきます。腫れ・内出血は2〜3週間で徐々に引いていきます。
吸引した部位の硬さ(拘縮)は術後1ヶ月頃がピークで、通常3ヶ月ほどで馴染んでいきます。バストの腫れや硬さも1〜3ヶ月で徐々に馴染みます。糸リフトの凹凸や違和感も、通常3ヶ月ほどで落ち着きます。
術後は二の腕用の圧迫着(ボレロ)を1週間・24時間、フェイシャルバンドを24時間着用いただきました。うつぶせ寝や胸が圧迫される姿勢は3ヶ月控え、ブラジャーは1.5ヶ月まではノンワイヤーのものをお使いいただきます。
今回のお写真は術後3ヶ月の時点で、仕上がりはこの先も少しずつなじんでいきます。ボトックスの効果は時間の経過とともに徐々に薄れていきます。
リスク・副作用
脂肪吸引に伴い、腫れ、内出血(あざ)、痛み、むくみ、皮膚の凹凸やつっぱり感、左右差、色素沈着、小切開部(両肘・両脇・乳頭の下・顎下・耳の下)の傷あとが生じることがあります。まれに感染、血腫、しびれ、知覚鈍麻などの合併症が起こる可能性もあります。二の腕・脇まわりでは皮膚のたるみや波打ち、顎下では皮膚のたるみや一時的な口角の動かしにくさが生じることがあります。
シリコンバッグについては、被膜拘縮、バッグの破損・位置異常、リップリング(バッグの波打ちが表面に出ること)、感染、乳頭や乳房の知覚の変化が起こる可能性があります。脂肪注入については、石灰化・しこり・嚢胞、生着率の個人差、左右差が生じることがあります。
バイニードル・糸リフトでは、赤み・腫れ・内出血、皮膚の凹みや引きつれ、糸の触知、後戻りが、ボトックスでは表情の違和感や一時的なだるさが生じることがあります。全身麻酔に伴い、吐き気や喉の違和感が一時的に生じることがあります。
これらは回復の過程で生じることがあり、多くは時間の経過とともに軽減していきますが、症状の程度や回復までの期間には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず担当医にご相談ください。
この症例を担当した医師

森脇 進
AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニック 院長
徳島大学医学部卒。徳島大学附属病院、東京中央美容外科、Gracia クリニックを経て現職。脂肪吸引の累計執刀5,000件以上(前職を含む)。
日本美容外科学会(JSAS)会員 / American Academy of Aesthetic Medicine 会員 / ECFMG Certificate 取得
この方の手術と経過の動画
マーキングから手術、ダウンタイムの経過まで、同じ方の様子を動画でご覧いただけます。
