ハイブリッド豊胸(モティバ デミ 225cc)+太もも内側・前面の脂肪吸引|20歳女性・術後3ヶ月
20歳女性。胸のボリュームを出したいというご相談から、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせたハイブリッド豊胸を行いました。注入する脂肪は太ももの内側と前面から、エルサ(超音波)を併用して吸引しています。お写真は斜め前から見た術前と術後3ヶ月の上半身です。

先に結論
モティバ デミ 225ccと脂肪注入(右120ml・左110ml)のハイブリッド豊胸に、太もも内側・前面の脂肪吸引を組み合わせた症例です。術後3ヶ月の写真では、術前は平らだったデコルテからバストにかけて丸みのあるふくらみが出て、胸の中央に谷間ができています。

症例の概要
| 施術名 | ハイブリッド豊胸(シリコンバッグ+脂肪注入)/太もも内側・前面の脂肪吸引(エルサ併用) |
|---|---|
| 施術内容 | モティバ デミ 225cc(腋窩切開・乳腺下)+脂肪注入 右120ml・左110ml(皮下・乳腺下)/吸引した脂肪 400ml(太もも内側・前面) |
| 麻酔・手術時間 | 全身麻酔/約1時間 |
| 写真の時期 | 術前・術後3ヶ月(斜め前) |
| 施術回数 | 1回 |
| 費用 | 1,396,000円(税込・モニター価格) 料金表 |
| 主なリスク | 腫れ・内出血・痛み・むくみ、皮膚の凹凸、左右差、傷あと、被膜拘縮・リップリング、脂肪のしこり・石灰化、太ももの拘縮による硬さなど(詳しくは下記) |
| 担当医 | 森脇 進(院長) |
ご相談内容
もともと胸の厚みが少なく、デコルテから胸にかけて平らなラインが気になるというご相談でした。
細身の方はバッグだけでは輪郭や段差が出やすく、脂肪だけでは一度に出せるボリュームに限りがあるため、両方を組み合わせるハイブリッド豊胸をご提案しました。注入する脂肪は、太ももの内側と前面から採取しています。
行った施術
ハイブリッド豊胸(モティバ デミ 225cc+脂肪注入)
胸郭の幅や皮膚の伸びを確認したうえでモティバ デミ 225ccを選び、脇のしわに沿った腋窩切開から乳腺下に挿入しました。
太ももから吸引した脂肪400mlから注入用の脂肪を準備し、右は皮下100ml・乳腺下20mlの計120ml、左は皮下100ml・乳腺下10mlの計110mlを注入しました。デコルテから胸の上側の皮下の厚みを補い、バッグの縁が目立ちにくい自然な傾斜になるよう意識しています。
太もも内側・前面の脂肪吸引(脂肪の採取・エルサ併用)
太ももの内側と前面を一続きで吸引しました。エルサ(超音波)で脂肪をやわらかくしてからカニューレで吸引するため、広い範囲でも厚みを均一に減らしやすく、一部分だけを吸引したときに出やすい境目の段差も抑えられます。
吸引した脂肪は400mlです。創部は、脇(バッグの挿入)、脇の前、乳頭の下、鼠径部の小さな切開です。
麻酔と手術時間
全身麻酔(プロポフォール)に笑気・セボフルランを併用し、チュメセント麻酔液を太ももに1,000ml、胸に800ml注入しました。手術時間は約1時間です。
術前と術後3ヶ月の変化
術前は胸の前方への厚みが少なく、デコルテから胸にかけて平らなラインでした。術後3ヶ月の写真では、デコルテからバストにかけてなだらかなふくらみが出て、胸の中央に谷間ができ、胸の下側まで丸みのある形になっています。
術前と術後で撮影時期・姿勢は異なります。今回のお写真は主にバストの変化を比較するもので、太ももの変化はこのお写真では比較していません。
術後の経過と過ごし方
痛みは術後2〜3日がピークで、10日ほどで落ち着いていきます。腫れ・内出血は2〜3週間で徐々に引いていきます。
吸引した太ももの硬さ(拘縮)は術後1ヶ月頃がピークで、通常3ヶ月ほどで馴染んでいきます。バストの張り感や硬さも1〜3ヶ月で徐々に馴染みます。
術後は太もも用の圧迫着(ガードル)を1週間・24時間着用しました。うつぶせ寝や胸が圧迫される姿勢は3ヶ月控え、ブラジャーは1.5ヶ月まではノンワイヤーのものをお使いいただきます。シャワーは翌日から短時間・ぬるま湯で、湯船・サウナと激しい運動は2週間後からです。
今回のお写真は術後3ヶ月の時点です。
リスク・副作用
脂肪吸引に伴い、腫れ、内出血(あざ)、痛み、むくみ、皮膚の凹凸やつっぱり感、左右差、色素沈着、小切開部(鼠径部など)の傷あとが生じることがあります。まれに感染、血腫、しびれ、知覚鈍麻などの合併症が起こる可能性もあります。太ももでは拘縮による一時的な硬さや凹凸、むくみが長引くことがあります。
シリコンバッグについては、被膜拘縮、バッグの破損・位置異常、リップリング(バッグの波打ちが表面に出ること)、感染、乳頭や乳房の知覚の変化が起こる可能性があります。脂肪注入については、石灰化・しこり・嚢胞、生着率の個人差、左右差が生じることがあります。全身麻酔に伴い、吐き気や喉の違和感が一時的に生じることがあります。
これらは回復の過程で生じることがあり、多くは時間の経過とともに軽減していきますが、症状の程度や回復までの期間には個人差があります。気になる症状がある場合は、自己判断せず担当医にご相談ください。
この症例を担当した医師

森脇 進
AVAN TOKYO 銀座脂肪吸引クリニック 院長
徳島大学医学部卒。徳島大学附属病院、東京中央美容外科、Gracia クリニックを経て現職。脂肪吸引の累計執刀5,000件以上(前職を含む)。
資格
・VASER Lipo 認定医
・ECFMG Certificate 取得
所属学会
・日本美容外科学会(JSAS)会員
・日本再生医療学会 正会員
・American Academy of Aesthetic Medicine 会員